ダーレー・ジャパン / 白井牧場
北海道沙流郡日高町にあるダーレー・ジャパンでは、競馬を引退したサラブレッドたちへのケアを行いながら新しいキャリアへと送り出すリホーミングプログラムを実施。
白井牧場では、競走馬の生産育成等を行うかたわら、治療や休養を終えた引退競走馬たちへリトレーニング(再調教)を行い、セカンドキャリアの礎を築いている。
澤井さん:現役の競走馬はトップアスリートですので、トレーニングもレースも負荷がかかります。引退してすぐの馬たちは心身共に疲れていますので、環境のよいところで馬本来の姿に戻ってリラックスしてもらう時間を提供しています。サラブレッドは特に運動能力が高く、様々なことに転用ができる馬の品種です。次のキャリアへ進むことが普通になればと感じています。
白井さん:競走馬としてデビューしても、何年も競馬を続けていける馬は何割かしかいない。少しでも引退した馬たちの面倒を見れればと思っています。引退競走馬を「引き取る」と一言で言っても、言葉で言うほど簡単なことではないけれど、自分たちが送り出した馬が活躍してくれたら、それは非常に喜ばしいことだと思います。